今週のお題「鬼」をテーマに。
去年から、アニメ版の「鬼滅の刃」にハマっています。しかも還暦を過ぎた母と共に。
最初はテレビで劇場版 無限列車編の放送を観た事がきっかけでした。すでにブームも落ち着いた時期ではありましたが、子供から大人までみんなで面白いと口を揃えるアニメはそう聞かないので、まずはお試しの気持ちで。
いやー!めちゃめちゃ面白いんですけど!!!煉獄さん格好よかった…
大人になってアニメと言えば、ジブリくらいしか観なくなっていましたが、これは絶対に結末まで観たくなってしまう作品ですね。
無限列車の後、ナイスなタイミングで、第一話の立志編を観る事が出来ました。
立志編は炭治郎が鬼と戦う事になるきっかけが描かれています。
今まで鬼滅を観なかった理由は、序盤から暴力的なシーンが多いと聞いていたので、多分これダメなやつだ…と思っていたから。
もちろん戦闘シーンが多いので、ちょっとグロいなと思う事もあるのですが、それ以上にストーリーに強く引き込まれます。
登場人物とストーリーが圧倒的に良い。
主人公炭治郎の優しさ、健気さ、素直さ、時々天然ボケ。かまぼこ隊の善逸、伊之助の成長。鬼となってしまった妹である禰󠄀豆子の葛藤。
また鬼殺隊の面々。特に柱である9人は各々一人ずつ主人公にして物語が描けそうなくらいの存在感です。
作者である吾峠呼世晴先生は一人ひとりのキャラクターを綿密に作っているらしいので、脇役であってもかなり細かい設定を考えているそう。それは敵である鬼も同様です。
鬼滅以外のアニメを観ないので、他とは比べられないのですが、敵の描かれ方が丁寧なのも魅力の一つですね。
元は人間だった鬼。なぜ人喰い鬼になってしまったのか。また、鬼になるしかなかった彼等にはどんな人間時代があったのか。
知れば知る程、強く心を揺さぶられる作品です。
最近ではYouTubeで考察動画をよく観るのですが、そんな細かい所までよく見てるなぁーと思わず感心してしまいます。
私は普通に一度観る→YouTubeを観る→もう一度アニメを観るというルーティンが出来ています。考察動画を観てから、アニメを観るとまた違った楽しみ方が出来て楽しい。
また、アニメだと動きや声が入るから原作を読んでいる人でも違った楽しみ方が出来るみたいです。
私は鬼滅を観てから花江夏樹さんの声のファンになってしまい、花江さんのYouTubeもチャンネル登録してしまいました笑
声優さんって本当に凄い人達ですよね。
特に鬼滅は声優の無駄遣いと言われているくらいチョイ役でもベテラン、売れっ子声優の方がやっているらしいです。
現在放送中の遊郭編では墜姫を演じる沢城みゆきさんの声のバリエーションが本当に凄い。大人っぽい声、ドスの効いた声、子供のような声。本当に同じ人なの?っていうくらい声色一つで場面が一気に変わるのがプロの仕事。格好良いです。
まだまだ語りたい所ですが、終わらなくなってしまうので、今日はここまで。
子供からの人気もすごいですが、大人の方がのめり込めるアニメだと思います。(普段テレビをあまり観ない母がハマったくらいなので)
私のように食わず嫌いの人にも観て欲しいです。(何目線?)
あと少しで遊郭編も終わってしまうようです。
終わって欲しくないけど、先が気になる。
あー早く来週にならないかな。