今週のお題「試験の思い出」
私は数年前、仕事で必要なとある国家試験を受験しました。
それまで試験といえば、進学の為の受験や民間の資格試験くらいで国家試験は一度も受けた事がありませんでした。
今の会社に入社する時の面接で社長から、来年の試験を受けてみたら?と言われ、入社が掛かっている面接で受けませんとは言えなかったので受けるしかありませんでした笑 合格率は平均3割。うーん。
重い腰を上げて勉強を始めようとした時、普段勉強なんてしない私は習慣化させるまで非常に苦労しました。最初は15分が限界…しかも、法律系の資格なので言葉が難しい…言葉を一つひとつネットで調べながら…そんな調子で勉強すると全然先には進めない訳です。
この試験は社内でも過去数回に渡ってチャレンジしている人がいるようなのですが、私は絶対に1回で終わらせたかった。何年もこの難しい試験勉強を続けてられるか!!という謎のやる気を出し勉強に励んだのでした。
不思議なもので、嫌々始めた勉強も理解が出来るようになると楽しさを見出すようになるんですねぇ。最初は15分でギブアップでしたが、試験直前には7時間くらい勉強が出来るようなっていました。
その後無事試験に合格した訳ですが、私は試験に合格した以上に、勉強の楽しさや、どうやれば自分の頭に入るのかという事に気付けたことが一番大きかったです。
子供の頃、なんで勉強しないといけないんだろう、大人になってから私のやりたい仕事では絶対に使わないのに、と思っていたのですが、あれは勉強のやり方、吸収の仕方を学ぶ一つの方法だったんだろうな、その為の勉強だったのかもしれないな、と今は思います。