暮らしと私、ときどき猫

シンプルにすっきり、まったり、のんびりを目指して

Tiffanyとの別れ

毎年暮れになると、皆さまもそうだと思いますが断捨離モードが発動します。使っていない物をピックアップし、処分したり、売れそうなものは売ってお金にします。

と、ここまでは例年通りの私なのですが、この度、所有していたTiffany Atlas Domeの自動巻時計を手放すことにしました。(唐突)

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※にゃんこが下で「そんなのいいから撫でろ」と言っております。

 

購入してから約5年。

使うのは休日だけだった為、毎度日付を合わせ、時間を合わせ、ゼンマイを最後まで巻き上げ、針がスーッと動き始めるその様は心が躍るものがありました。

また、裏側はバックスケルトンになっており、ずっと見ていても飽きません。女性物では自動巻き時計が少ない事もあった為珍しく思い購入したのです。

時計好きたるや、いつかは自動巻き(または手巻き)の時計を持ちたいと思っていた私は、5年前の夏のボーナスで買った訳です。

ではなぜ今回手放す事になったかといいますと、私が時計に求めるものは、ジュエリー的に使えるかという点にあり、今回の時計はシンプルであるが故に面白みを感じなくなってしまったという事にあります。シルバーに黒ベルトなので仕事用にとも思いましたが、わたしはガサツなので色々な所に腕をぶつけてしまう為、ツヤツヤなベゼルに傷が付くのが怖かったという事もあります。

尚且つ、ブランド時計あるあるですが、定期的なメンテナンスの費用を掛けてまで持ち続けたいか、と数ヶ月間自分自身に問い掛けました所…手放そうという結論になりました。(自動巻きはクォーツに比べるとオーバーホール代が高いのです…)

そして、時計好きたるやいつかは自動巻きを〜の件も今となってはその時計をしている自分を想像し、それに酔っていただけだと気付いてしまったのです。それは時計に対しての愛では残念ながらなかったんですね。

元々、二番目に気になっていた時計でしたが、時計に関しては一番を選ぶのが私に合う選び方だったのでしょう。

今はお気に入りの時計を2本所有していますが、(2本ともクォーツですが)どちらも甲乙付け難い同率一位の2本です。

これはもう単純に好き!とにかく好き!という感じです。(語彙力…)

もともと時計は大好きなので、あれもいいな、これもいいなと目移りはしますが、これぞと思える時計に巡り会えた私は、あまりこれ以上時計を欲しいとは思わなくなったのです。私が持ってる時計の方が可愛いもんねー!!心の中で自己満に浸っております笑

(この時計の話はまた別の機会に書きたいと思います)

今回は残念ながら手放す事になりましたが、今度こそ沢山使ってもらって、大切にしてもらえたらいいな。本当に自分勝手ではありますが今はそう願っています。

ありがとうTiffany Atlas Dome!!